毎年8月初旬に「子ども霞ヶ関見学デー」があります。少し前の出来事になりますが、昨年の内閣府のプログラム「拉致問題担当大臣とお話ししよう!」に行ってきました。(往復はがきでの申し込み後、希望者多数の場合は抽選になるそうです)
内閣府到着までの険しい道のり・・・
内閣府からのはがきには集合場所「中央合同庁舎8号館」の周辺地図が記載されていましたが、霞ヶ関近辺は1つ1つの建物が大きい上に目立つ看板が出ている訳でもないので、素人にはどれが何の建物なのかさっぱり分かりません。
内閣府の担当の方には、
「お越し頂く中央合同庁舎8号館は、総理大臣公邸の横です」
と言われていたのですが、あんな広々とした場所では普通に「○○さんの家の隣です」的なことを言われても分からないです(涙)
はがきに記載されていた番地を頼りに何とかたどり着きましたが、それでも歩く距離の長いこと!国会見学の時も思いましたが、この辺りは全ての規模が大きいので距離感が狂いますね。
やっと到着。さあ本番だ!
内閣府について受付を済ませて中に入ります。ロビーのようなところでは様々なイベントが行われていました。あとで聞いたところによると、少し前まで横田早紀江さん(横田めぐみさんのお母様)がみえていたようでした。
しばらくしてから大臣室へ案内されました。恐る恐る中へ入ると、すでにテレビカメラがずらっと何台も並んでいます。夕方のニュースで映るそう。緊張していないかな?うまくお話できるかな?と親の方が心配しましたが、昨年来られたお子さんも何人かいらしたようで、その方たちは
「古屋大臣は、拉致問題は何をもって終わりだと思われますか?」
など、厳しめな質問をぶつけていました。息子も「大人みたいな質問をしてるヤツがいてちょっとビビったわ(汗)」だそうで。
大臣への質問はかなりたくさんありました。子どもの質問ですので、中には重複したりおぼつかないものもありましたが、大臣は全ての質問に丁寧に答えていました。日本政府がこの問題に対して力を入れて取り組んでいることが良く分かりました。
テレビにはアップで映っていたようです。最後には大臣と記念撮影もして頂き、よい経験になりました。
子ども霞ヶ関見学デーに参加してみて。
拉致とは何か?どうして起こったのか?また、日本はどんな取り組みをしているのか?など、を学ぶ良い機会になりました。帰りにブルーリボンのバッジを頂いたので、息子は今でも学校のバッグにつけています。
普段、省庁にはなかなか入る機会がありませんので、親子で貴重な経験ができました。来年は他の省庁にも行ってみたいと思います。